キアリ奇形とは?
アーノルド・キアリ奇形Ⅰ型、Ⅱ型に分類され、後頭部にある、小脳や脳幹の一部が頭蓋骨から脊柱に落ち込んだ状態になる。
この状態になると脊髄空洞症をおこし運動機能に障害がでる。 先天性と後天性があり、詳しい原因はわかっていない。

キアリ奇形の主な症状
頭痛、頸部痛が頻度の高い症状ですが、咳き込んだりくしゃみによって頭痛が誘発されることも特徴のひとつです。小脳扁桃の下垂が強い場合は、めまい、誤嚥、嗄声、歩行障害などの症状がでます。
←画像の小脳の一部が下垂し、髄液の流れが滞っている。